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旦那の転勤で退職、引っ越し先で医療事務の転職活動

働いていて家の事情で引っ越しをしなくてはいけない時、勤め先を辞めてしまいますと通常はその仕事は途切れてしまいます。

また、引っ越した先でまた新たな仕事を探そうとなりますと、前の勤務先とは無関係でまったく一から探さなくてはならないのが普通です。

しかし、医療事務は違います。これは他の仕事と大いに異なる点です。

その理由のまず一つが、医療事務が日本全国の医療機関で仕事の内容が統一されているからです。

医療事務の業務は大きく三つありまして、受付と会計と診療報酬明細書レセプトの作成です。

このうち受付も会計も同じ作業ですし、レセプトの様式は同一です。

なので例えばまったく同じ規模で職員数の個人医院だとしますと、全国どこに転職しても同じ作業ということです。

職員数が多い大病院と個人病院では、手順等で違いはあるかもしれませんが、内容自体は同じです。

まったく他の業種に転職するのと違いまして、これは医療事務がとても働きやすい条件と言えます。

もう一つの理由が、医療機関では、そもそも初めから細かく分かれての勤務になっていることです。

医師や看護師などの場合は勤務時間が長時間だったり不規則だったりしますが、医療事務の仕事は例えば午前中だけという条件で働いている人が多いです。

そういう場合は初めからパートタイムで働くことを自分から希望しています。

そうしますと医療機関の方でも最初から、家庭の都合で引っ越し等て辞めてしまう人が多いことを前提にして、シフトを組んでいることがこの仕事の特徴でもあります。

曜日や時間帯で分担して働いてもらうことが可能になっていますので働く側とともに一石二鳥です。

このように、家庭の事情で引っ越してしまって前の医療機関を辞めてしまっても、次の土地ですぐ次の勤務場所を探せるのが医療事務の良い所です。

業務が定型化されていますので次の勤務先でも即日始めることができますし、医療機関側でも前に経験がある人は新しく何かを指導する必要もないです。

ですから、即戦力で雇用することができます。

希望の曜日や時間帯を優先して勤務先を探しても必ず見つかります。