医療事務資格取得できる通信講座・通信教育の体験談。資料請求。

医療事務に関する民間資格は、とてもたくさんあります。

資格がなければ働けないわけではありませんが、資格を取得しておくと職場で優遇されることが多いですし、転職時にも有利に働きます。医療事務技能審査試験（メディカルクラーク）も医療事務関係の資格の一つです。

医療事務技能審査試験（メディカル クラーク）とは？

医療事務技能審査試験（メディカル クラーク）は『一般財団法人・日本医療教育財団』が認定している資格です。レセプト請求や患者さんへの良質な接遇技能などに関して、適性をもつ人に与えられます。

病院側にとっては、求人採用時の評価基準になります。

医療事務として働いている人にとっては、職務に必要な技能の証明や、スキルアップの目標になります。

そして、医療事務を目指している人にとっては、学習達成目標として活用されている有名な資格です。

1974年度から実施されており、40年近くの歴史を誇ります。

これまでの受験者の数は152万人、このうち合格者数は85万人超で、専門学校や大学などの教育機関からの受験も多いのが特徴です。

医療事務に関する資格では最大規模を誇ります。

メディカル　クラークとは？

医療事務技能審査試験に合格すると、メディカルクラークの称号が与えられます。

この称号はレセプト作成業務や、患者接遇業務など医療事務に求められる業務に対して、必要な能力があることを証明するものです。

試験について

資格試験を受験するにあたって、特に必要な資格はありません。

誰でも受験できますが、受験料として7,500円が必要です。試験は毎月実施されており、試験問題は患者接遇に関する実技試験（50分）、医療事務に関する学科試験（60分）、レセプト作成に関する実技試験（70分）が行われ、全てにおいて得点率が70％を超えると合格となります。

試験は実践的な内容となっており、近年、特に医療機関に求められている患者さんを主体にした医療サービスの提供を実現するために、レセプト作成業務のみにとどまらず、患者接遇能力に関しても審査するのが特徴です。

このため医療事務関連の資格では、最もスタンダードな資格として知られており、医療事務従事者として働くなら、取得しておいて損はありません。

毎月実施されるので受験しやすく、たとえ試験に不合格だったとしても、得点率が70％以上だった科目については半年間、受験が免除となります。

さらに学科試験とレセプト作成実技試験では、参考資料の持ち込みが許可されていますから、比較的合格しやすい試験です。

（資格に関する情報は2016年4月時点のものです）

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